ワーホリビザで渡航するか、それとも学生ビザで渡航するか悩む人も多いと思います。
私は2019年5月~12月の7ヶ月間、オーストラリアのブリスベンにワーホリビザで滞在していたのですが、渡航前は学生ビザにするか結構悩みました。
この記事を読むとあなたは
- ワーホリビザ
- 学生ビザ
どちらが向いているか分かるようになっていますので、最後までお読みくださいね。
ワーホリVS学生ビザ!どちらがいいかは「目的による」

「そんなことは分かってるよ..」
って思われるかもしれませんが、結局これが全てだと思うんですよね。
ワーホリは1年間無条件で滞在できるので自由度が高いです。
タスマニアなどオーストラリアの各地を回ることも可能ですし、オーストラリア大陸一周に挑戦することも可能です。

私の友人でもオーストラリア大陸一周を目的にきてる人は結構いました!
そしてワーホリの場合は仕事の自由度も高いので、ワーホリ中に長く働ける仕事を見つけてワーホリビザ終了後からはワークビザに切り替えてそのまま海外移住を狙うことも可能です。
私の友人は日本で教師をしていたい経験を生かして現地で日本語講師になってそのままオーストラリア移住を実現した方もいますね。
- ワーホリ終了後どんな自分になっていたいか?
- なんで自分はワーホリに行きたいと思ったのか?
- ワーホリでどんな経験をしたいか?
このようなことを書き出してみると自分が海外に行く目的が見えてきます。
もしあなたが迷われているのであれば、学生ビザ、ワーホリのどちらかにするかを考える前に一度海外に行こうと思った理由を棚卸してみることをお勧めします。
目的とは言ったけど、語学学校に通う期間で判断してもいいとは思う。

渡航目的を考えて判断しようとお話ししましたが、語学学校を1つの判断基準にしてもいいと思います。
突然ですが、
この記事をここまで読み進めているあなたに質問です!!
語学学校にはどれくらい通おうとお考えですか?
この答えが、
- 語学学校に通うつもりはない
- 3ヶ月未満
でしたらワーホリが合ってる可能性が高いです。
逆に
- できる限り長く行きたい
- 決まってないけど語学学校をとても重要視してる
という答えだったら学生ビザでの渡航を考えてみてもいいかもしれません。
この結果を踏まえた上でここから先を読み進めていただくと、よりあなたに合ったビザを選ぶことができると思います。
お金がかかるのは学生ビザ

滞在できる期間 | 就労できる? | ||
ワーホリビザ | 1年(最長3年) | 可能 | |
学生ビザ | 語学学校に通っている期間 | 可能 |
ワーホリと学生ビザどちらがお金がかかるかと言うと答えは学生ビザです。
表にもある通り、ワーホリビザも学生ビザもどちらも現地で働くことが可能です。
ただ学生ビザでの渡航の場合は学校と仕事の両立が必要になるのでワーホリと比べて収入は低くなりやすいかなと思います。
ワーホリの場合は無条件で1年間滞在できるので、仮に語学学校に3ヶ月通ったとしても残りの9ヶ月はガンガン仕事ができます。
ワーホリで普通に働いていたとすると、ローカルジョブの場合は月15~20万円くらいは普通に稼げます。

私もスペインレストランで働いていたときは17,8万円稼いでいました。
例えばですがこちらは私の1ヶ月の出費です。
- 家賃・・5万2500円
- 食費・・1万2000
- 交通費・・1万円
- 交際費・・2万円
私は大体1ヶ月10万円以内で生活していましたが、月に17,8万円稼げると、
月7,8万円がプラスになる計算になりますよね。
この数字はあくまで例ですが、
ワーホリで渡航するとある程度は現地の収入を見込めるので、渡航前に用意する費用は安く済む場合が多いです。
滞在できる期間 | 就労できる? | ||
ワーホリビザ | 1年(最長3年) | 可能 | |
学生ビザ | 語学学校に通っている期間 | 可能 |
しかし学生ビザの場合は学校に通ってる期間しかオーストラリアに滞在できません。
つまりワーホリのように語学学校を卒業した後にガッツリ働くことができないので、渡航前に準備した資金で生活するような形になります。
もちろん学生ビザでも就労は可能なので学校に行きながら働くことはできますよ!
でも、個人的には学生ビザでの滞在期間中全て仕事ができるとは思わない方がいいとは思います。
その理由は、
渡航直後から仕事を探して働きながら学校には通うのはかなりハードだから。
仮に6ヶ月間学生ビザでオーストラリアに滞在する場合、仕事をするにしても3ヶ月目あたりからが現実的です。
海外での生活になれるにも1ヶ月はかかりますし、家探しなど現地での生活が安定し始めるのに2、3ヶ月はかかりますからね。
ある程度の期間学校に通うつもりなら現地で収入に期待できますが、3ヶ月のような短期間だと働ける期間も短くなるため準備資金も多く必要になります。
なので学生ビザで渡航して、かつ現地での収入に頼りたい人はこの辺りも考えておくといいと思います。
長期滞在するならワーホリビザ。ただ学生ビザ+ワーホリもアリ!

各種ビザで滞在できる期間は以下の通りです。
滞在できる期間 | 就労できる? | ビザ終了後に切り替えられる各種ビザ | |
ワーホリビザ | 1年(最長3年) | 可能 | 学生ビザ、 |
学生ビザ | 語学学校に通っている期間 | 可能 | ワーホリビザ、観光ビザ |
表を見てもわかる通り、長期滞在が可能なのはワーホリビザです。
何と言っても1年間無条件で滞在できるというのは大きいです。
さらに規定の職種で88日以上働くことでもう1年プラスで滞在できますし、さらに1年滞在したい人は職種と労働時間の基準さえ満たせばさらに1年滞在できます。
私の友人も農場で苺のピッキングをしてセカンドビザを取得し2年間オーストラリアに滞在していました。
その友人は1年目はガッツリ仕事をして2年目はオーストラリア大陸一周をしていましたが、ワーホリの場合は仕事しまくるマンになればお金もガンガンたまるため、かなり自由に海外生活を謳歌することもできます。

私の周りではセカンドビザ取得は結構苦労してる人が多かったです。
職場ガチャに当たると楽しいらしいですが、中には酷い労働環境のところもあるらしいです…。
対して学生ビザは語学学校など学校に通う期間だけ滞在できます。
なので語学学校に3ヶ月通うのであれば、オーストラリアに滞在可能な期間も3ヶ月となりますね。
学生ビザで滞在期間を延ばす場合は
- 学校に通う期間を延長する
- ワーホリビザに切り替える
という方法が考えられます。
学生ビザ終了後にワーホリに切り替えれば、
語学学校に通う期間(学生ビザ)+1年(ワーホリ)
という滞在の仕方も可能です。
学校も行きたいし、ワーホリでいろんなところに行ってみたい!
という方はこんなプランもおすすめです。
英語力を上げるなら学生ビザをオススメします。

これは私の個人的な意見ですが、英語力を上げることが最大の目的なら学生ビザでが断然オススメです。
英語力を上げるなら学生ビザがいいというより、
英語力を上げるためには語学学校に通う期間を可能な限りのばすこと
だと個人的には思ってます。
私はワーホリビザで2ヶ月半語学学校に通ったのですが、「最近英語も聞き取れるようになってきたし、英語力上がってきた!」と感じてきた矢先に学校が終わってしまいました。

正直に言えば後2ヶ月は通いたかった!
語学学校に通う期間が短いと私のように英語力が上がってきたところで卒業になってしまい、後悔するケースが多いです。笑
そしてこれは日本ワーホリ協会の私の担当の方から聞いたお話しなのですが、英語力が上がるサイクルって3ヶ月らしいんですよね。

実際に私のクラスのレベルの変化は
中初級(pre-intermediate )→中級(intermediate)
とクラスを1つ上げるのに3ヶ月弱かかっています。
英語がほとんど話せない状態(TOEIC200~300点レベル)から友達とある程度会話できるレベルに上げるには、最低6ヶ月は欲しいところなんですよね。
もちろんあなたの今の英語力などやゴール地点によっても望ましい期間は変わってきますが、
レベルを1段階上げるためには大体3ヶ月かかる。
ということは覚えておくといいと思います。
ワーホリで語学学校に通えばいいじゃん?と思われるかもしれませんが、ワーホリで語学学校に通う場合、学校に通える期間は1年の間で17週間までと決まっています。
先ほどもお伝えした通り英語レベルが上がるサイクルが大体3ヶ月であることを考えると、ワーホリビザで語学学校に通える期間だけでちょっと足りないかなと個人的には思います。
- がっつり英語力をあげたい
- 確実性のある方法で英語力を上げたい
- 語学学校になるべく長く通いたい
このように考えているのであれば、学生ビザが望ましいかなと思ってます。
ワーホリビザが向いてる人
以上のことを踏まえると
- とりあえずオーストラリアに住みたい
- やりたいことが多い
- オーストラリア一周をしたい
- 色々な都市に住んでみたい
- インターンで経験を積みたい
- 将来的にワークビザを取得したい
学生ビザが向いてる人
- 学ぶことが明確
- 英語力を上げることが最大の目的になっている
- 大学進学も考えている
- 1つの都市をじっくり堪能したい
後悔しない選択をしよう!

ワーホリビザと学生ビザどちらのビザにするかは結構迷うことだと思います。
ただこの記事でもお伝えした通り、渡航目的や語学学校のことを考えると大体決まってくるとは思います。
間違ったビザを選択してしまうと「こんなはずじゃなかった..」となってしまう可能性もありますので、自分にあったビザを選択していきましょう!
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