この記事ではオーストラリアのブリスベンに2019年の5月から12月の約7か月間にワーキングホリデーに行った私が、お部屋探しサイトのフラットメイツ(Flatmates)を使ってどのようにして外国人とルームシェアできたのかをご紹介します。
せっかく留学・ワーホリに来たのなら日本人同士ではなく外国人とルームシェアしたい!という方はこの記事を読むと、
- フラットメイツの使い方
- オーストラリアでの部屋探し方のポイント
- 外国人とのルームシェアを見つけた私の体験談
が分かりますので参考にしてみてくださいね。
Flatmatesがおすすめな理由

オーストラリアで部屋探しをするならガムツリー(Gumtree)や日豪プレスなど、いくつか情報サイトがあります。
外国人とルームシェアしたい!
という人には、その中でもフラットメイツを私はおすすめします。
なぜ外国人とルームシェアしたい人にフラットメイツがおすすめかというと
- 物件探しに特化したサイトで操作性が良い
- 英語でのサイトなので外国人のルームメイトを探しやすい
この2つのメリットを備えたのがフラットメイツだから。
ガムツリーだと部屋探し以外にもモノの売り買いや求人情報まであってサイトの操作性が悪く感じますし、
日本語でのサイトであればどうしてもルームメイトに日本人がいる確率が上がります。
その点でフラットメイツは
- フィルター検索で駐車場の有無や喫煙者OKなど細かい検索ができる
- マップから住みたいエリアの部屋を探すことができる
という非常に操作性が良いところが実際に使ってみて便利だなぁと感じました。
英語で部屋探しをすることで外国人が住む部屋を簡単に探せるだけではなく、
なにより英語で部屋探しができたという大きな経験値になりますので、私はフラットメイツでの部屋探しをおすすめします。
Flatematesでの部屋の探し方

それでは私の経験談を交えながら、フラットメイツでの部屋の探し方をご紹介します。
無料会員だと有料会員で制限をかけているオーナーにメッセージを送ることができませんが、私は無料会員のままでも十分部屋探しができたので、
今回の説明では無料会員で部屋探しをする方法についてお伝えしていきます。
アカウント作成で顔写真を登録しよう

まずは自分のアカウントを作ります。
メールアドレスまた電話番号で登録ができますが、FacebookのアカウントかApple IDも使用できるのでそちらを使うとより簡単ですね。
その次に必ず顔がはっきりと分かる写真を載せましょう。
部屋探しは引っ越しする2週間くらい前からの短期間で行うものなのでオーナーからすぐに返信をもらう必要があり、
顔写真を載せておくとオーナーからどんな人物か分かり信用度が上がることで、返信をもらいやすくなります。

私は顔写真を登録しておいたことで、連絡をしたオーナーの10人中7人から返信をもらうことが出来ました。
フィルター機能やマップを使って物件を探そう
アカウントを作成したら物件を探していきます。
オーストラリアで部屋を借りるときは主に3つのタイプがあり、
- シェアルーム:ベッドルームを複数人でシェア。キッチンやバスルームも共用。
- オウンルーム:1人でベッドルームを使い、キッチンとバスルームは共用。
- スタジオタイプ(マスタールーム):バスルーム付きのベッドルームを1人で使い、キッチンは共用。
留学やワーホリでは家賃を抑えるためにシェアルームを選択する人が多いかと思います。
家賃相場は中心部と郊外とで変わってきますが、ブリスベンの中心部であるブリスベンシティなら
- ルームシェア:140~190ドル
- オウンルーム:200~250ドル
- スタジオタイプ:260~350ドル
が目安になり郊外ならこの金額よりもう少し安く借りられます。
この目安からあまりにも家賃が安いところは不衛生であったり、何かしら訳アリなこともあるので注意が必要です。
これは私の日本人の友だちの話ですが、
ブリスベンシティに近いエリアで150ドルのオウンルームの部屋を見つけたそうです。
インスぺに行く前に日豪プレスを見ると、その部屋のオーナーが盗撮をする人だという書き込みを発見!!
そのまま住んでいたら危うく犯罪に巻き込まれるところだったと言っていました。
なのであまりにもお得な物件を見つけても裏がある可能性があるので、最初から避けたほうが無難ですね。

どのタイプの部屋で暮らすか、どれくらいの家賃で住みたいか決めたら、フラットメイツではフィルター機能で自分の希望をさらに細かく選択できます。例えば、
- ペットが飼えるのか
- 喫煙者を受け入れているか
- 駐車場はあるのか
- 学生を受け入れているか
などが指定して検索できます。

私の場合は
- 家賃150~180ドルのルームシェア
- 家具付き
- 滞在期間3か月以上
で探しました。またフィルターで指定はできませんが、
- 日本人がいない
- 整頓されて清潔感がある
- 全体で4~6人の少人数部屋
- 駅近(電車でバイト先に行くため)
- 乾燥機無料
というのも条件でした。

フラットメイツではフィルターで条件を指定したあと地図上から物件を探すこともできます。
家賃の金額が黒文字になっているのが自分の指定した条件に当てはまる物件で、文字が薄くなっているのは条件に当てはまらない物件です。
同じエリアの物件を比較して見るのに便利だったり、学校や職場からどれくらいの位置関係か分かるので実際に住むときのイメージをしやすくなります。
そして部屋探しのタイミングの目安は引っ越しの2週間くらい前からがいいですね。
というのもオーストラリアでは家賃を2週間ごとに支払い、部屋を出る時も2週間前までに知らせることが一般的です。
なので2週間よりもっと前に探しても自分が住む頃には契約が決まっていたり、オーナーからしてみれば現在募集している部屋にはできるだけ早く誰かに住んでもらいたいと考えているので、
あまり連絡が早すぎると返事がもらえない場合や、自分より早く住める人が見つかれば別の人に住まわれしまうという話も聞きます。

私は引っ越し16日前に連絡したオーナーから返信がもらえず、連絡したのがちょっと早すぎたようです(笑)
気になることは事前にオーナーに確認しよう

気になる物件が見つかったらオーナーに連絡します。
内覧の予約する前に気になることがあれば質問できますので、オーナーに確認しておきましょう。
私は10人のオーナーに連絡して返信が来たのは7人。そのうち内覧したのは3件です。
内覧しなかった4件の理由は
- 乾燥機の利用に1回2ドルかかる
- 乾燥機がなかった
- 日本人が住んでいた
- 内覧しに現地まで行ったがオーナーが現れなかった(笑)
という理由です。


まず①の乾燥機に1回2ドルかかる物件と②の乾燥機がなかった物件についてですが、
オーストラリアでは大抵の部屋に洗濯機だけではなく乾燥機も付いていてます。
理由はマンションタイプの部屋だとバルコニーに干すと景観を損ねるため、干せてもバルコニーの手すりより低く干さないといけないといったルールがあるためです。
また一軒家タイプの部屋でお庭に干せるようなところだったとしても、男女が住むシェアハウスで洗濯物を見られたり最悪なくなったりしたら嫌だなと思うので、
乾燥機が利用できないと困るわけですが時々乾燥機が有料の物件があります。
そのため乾燥機について確認したところ、乾燥機がない物件と1回2ドルかかる物件だったため見送ることにしました。

つぎに③の日本人がいる物件については留学前に日本で英会話教室に通っていたのですが、
そこで出会った日本語検定1級を持っているアメリカ人の先生から留学の心得として
英語上達のためには日本語を話す機会を減らすこと
と教えられていたので、できる限りそれを実践しようと考えていました。
それに日本人オーナーのマッサージ店で仕事が決まっている状況だったので、せめて家では日本語を話さないようにしようと思い、日本人がいる部屋は断りました。

④の内覧しに現地まで行ったがオーナーが現れなかった物件は、
当時の状況として物件の近くに着いて連絡したものの、30分経っても返信なかったので仕方なく諦めて帰りました。
なぜ音信不通になり現れなかったのかは本当に謎でしかないのですが、
夕方過ぎて私のメッセージが既読されたので、もしかしたら寝てたのかも(笑)
こんなこともあるので引っ越しの2週間くらい前から動いておくことが大事ですね。

内覧には時間を使うのでこのように予め物件情報に記載されていない内容をしっかり確認して、自分の希望に沿いそうな場所を見極めから内覧すると時間の無駄にならないです。
フラットメイツ上で掲載されていない箇所の写真も頼めば送ってくれますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
内覧して希望の条件に当てはまるか確かめよう

事前に気になることをオーナーに確認し、実際に見てみたい物件が決まったら内覧(インスペクション)の予約を取り見に行きます。
私は連絡を取り返信がきたオーナー7人中3人のところに内覧に行き、そのうちの1件に住むことを決めました。
住むのを止めた2件の物件は、
- 陽当たりが悪く駅から1番遠かった
- 部屋がモノで溢れていた
という理由から止めました。
まず①の陽当たりが悪く駅から1番遠かった物件は、
韓国人とのルームシェアで部屋そのものは綺麗に整頓されていて良かったのですが、陽当たりがあんまり良くなかったんですよね。
それに私は仕事場まで電車通勤だったのですが、内覧した物件の中で1番駅まで遠く徒歩20分かかったので住むのを止めました。
つぎに②の部屋がモノで溢れていた物件は、
オーナーであるコロンビア人とのルームシェアで人当たりが良く優しそうな人でしたが、長く住んでいるせいか部屋だけでなくキッチンやバスルームにもオーナーの私物がたくさんあり、
写真で見ていたよりも部屋の掃除が大変そうだなと思ったのと、なんとなく肩身が狭くなりそうな気持ちになったので止めました。


そして実際に住むことにした物件は
- 家賃175ドルのルームシェア
- 2ベッドルームでルームメイトは自分含めて4人
- ルームメイトが全員外国人
- 部屋がめちゃくちゃ綺麗
- 乾燥機無料
- 駅から徒歩10分
という私が希望していた条件に全て当てはまっていたので即決しました!
この物件はスプリングヒルというブリスベンシティに近いエリアにあり、買い物にも通勤にも便利な場所。
そしてこの物件はブラジルの留学会社が管理しておりオーナーもルームメイトも全員ブラジル人という部屋だったのですが、
掃除当番も明確に決まっており部屋を綺麗に使っているか定期的にチェックが入っていたので、かなり整理整頓されていました。
初回の家賃と敷金を払い領収書をもらおう

住む部屋を決めたらオーナーに連絡し初回の家賃(レント)と敷金(ボンド)を払います。
大抵の場合は2週間分の家賃と併せて敷金を支払いすることになりますが私の場合は、
- 家賃3日分:75ドル
- 敷金:150ドル
- 退去時の清掃費:40ドル
の合計265ドルを最初に支払いました。
私が決めた物件では家賃の支払い日が隔週火曜日と決まっていて、私が引っ越しした日は土曜日だったので火曜日までの3日分の家賃を払うことになりました。
退去時の清掃費は自分で掃除するなら支払う必要はないので、オーナーに相談しましょう。
また家賃の支払いが銀行振込ではなくオーナーに手渡しの場合は、払った払わないのトラブルを避けるため必ず領収書をもらってください。
外国人と住んで楽しい国際交流を!

今回フラットメイツを使って外国人とのルームシェアを探す方法をお伝えしました。
外国人と暮らすためには、
- 英語のサイトを使って部屋を探す
- 事前に日本人が住んでいないか確認する
ことで外国人だけの環境で暮らすことができます。
またフラットメイツであれば、
- 物件探しに特化したサイトで操作性が良い
- 英語でのサイトなので外国人のルームメイトを探しやすい
ので外国人と暮らすという目的はもちろん、自分の希望の条件にあった物件を探すことができます。
そして部屋を探すときの注意点やポイントとして、
- サイト登録時に顔写真も掲載する
- 部屋探しは2週間前から始める
- 相場よりも家賃が低すぎる部屋は避ける
- 乾燥機が無料か確認する
- 家賃の支払いでは必ず領収書をもらう
ということに注意してみてください。
私はフラットメイツでルームメイトが全員ブラジル人という部屋を見つけ、
ブラジル政府機関で働いてたのにお給料が支払いが滞ったのでオーストラリアに来たというルームメイト、
ブラジルでは日本のようにまだ自分の性的思考をオープンに話せないと教えてくれたセクシャルマイノリティのルームメイト、
おじいさんが沖縄出身で仏教徒のルームメイトたちと一緒に過ごしました。
地球の裏側にある国でどんなことが起こっているのか知り視野が広がったことは、ワーホリで外国人と暮らしたことで得られた貴重な財産だと思っています。
せっかく留学やワーホリをするなら、ぜひフラットメイツで外国人とのルームシェアにチャレンジしてみてくださいね!
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